倫理法人会とは
「楽しく暮らしたい、幸福に生きたい」これは万人の希望であります。
その実現のために、道徳を守れと言われてきたが、その道徳(旧道徳)は抽象的で、概念的で、その上に古典的で、日常生活の実際と、はるかにかけはなれているものであった。すなわち道徳と幸福が一致していないのである。
今、道義国家の再建がさけばれている。しかし世の中が、今日のような事になったのは、道義が地に落ちたからではない。戦争に負ければ乱れ、食えなくなると守っておれないような、生活とかけはなれた弱い道徳律に頼っていたからである。
しかし、ここに守れば幸福となり、はずれれば不幸になるという新しい絶対倫理(くらしみち)が発見されました。一度これを行ってみればすぐわかるのです。理屈なしにやってみることです。やればわかるし、行えばそれだけ出来るのですから、もう迷いようがない、乱れようがない。守ることが易く、まちがう事がむずかしくなる。それは宗教でも、主義でも、学説でもない。実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則である。
この新しい絶対倫理は、何時、何処で、誰が行っても、常に正しい、皆幸福になれる「万人幸福の道」であります。これをつづめてみると、「明朗 ほがらか」「愛和 なかよく」「喜働よろこんではたらくこと」の三つであり、今一歩おし進めてみますと、「純情 すなお」のひとつになります。
この、明朗、愛和、喜働の実践をして、すなおになることをめざします。
倫理法人会の活動とは
倫理の勉強と実践(倫理は実践が第一です)
- 朝起きの実践(目が醒めたら、サッと起きる)
- 時間を守る
- 挨拶の実践
- 即行・即止の実践
- 清掃の実践
- その他
実際の実践は?
- 朝起き、週1度 モーニングセミナーの参加のために早く起きる。
- 時間を守る 定刻にセミナーは開始・終了するため、遅れないように会場に行く。
- 挨拶の実践 セミナーで、他の参加者への挨拶を大きな声で明るく率先して行う。
- 即行・即止の実践 呼ばれたら、即座に「はい」と答える。
- 清掃の実践 清掃活動への積極的参加。
万人幸福の栞
【17の法則が基本です】
- 今日は最良の一日、今は無二の好機
- 苦難は幸福の門
- 運命は自らまねき、境遇は自ら造る
- 人は鏡、万象はわが師
- 夫婦は一対の反射鏡
- 子は親の心を実演する名優である
- 肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号
- 明朗は健康の父、愛和は幸福の母
- 約束を違えれば、己の幸を捨て他人の福を奪う
- 働きは最上の喜び
- 物はこれを生かす人に集まる
- 得るは捨つるにあり
- 本を忘れず、末を乱さず
- 希望は心の太陽である
- 信ずれば成り、憂えれば崩れる
- 己を尊び人に及ぼす
- 人生は神の演劇、その主役は己自身である